サムゲタンツアー

「犬が吠える by 五十嵐隆」を見に行く。18:30出発。
テレホンズ、スパルタは前回酷い目に遭ったので
パスすることにした。申し訳ない。。

19時過ぎに到着。
「宜しければ好きなバンドをお伺いできますか」
「…」絶句
投票用にプラスチックのドリンク容器3つに
白い紙が2・3枚ずつ入っていた。
時間的にどー考えてもアンタ犬見に来たでしょって感じですが。
「いぬ、、がほえる‥」
「ありがとうございます!」
ドリンク代500円を支払い、無事入店。

緊張感。
肩が凝っていたので、階段付近に陣取った。
お陰で見晴らしが良かった。
犬メンバー登場と同時に大歓声。…でもないか。
恥ずかしいのか、「そんなんじゃないから」と両手を振る五十嵐さん。
河野さんに「おかしいよねー」って言っていた。

1曲目から力強い。間髪入れずに2曲目。
「歩き出そうぜ、薄め開けて」
無言でどんどん進んでいく。
3曲目、4曲目が良かった。グッとくるものがあったよ。
照明が印象的で、赤青、赤、黄、紫、スカイブルー。
自分に直撃するスポットライトがあって、五十嵐氏の姿が見えない。

「生きていけ 来週も 再来週も」
「赤いカラスが笑った 涙止まりそうです」
「参加賞もらいましょう そんなの嫌いでしょう」

「君が隠した左のほくろが好き」って生々しいな。
バンドとしては、まとまって来たんじゃないでしょうか。
ドラム、女性だけど力強かった。
「幸せ」とか「愛」とかいう言葉があった気がしたんだけど、失念。
悩みは尽きない。でもブレてない。
胸の痛みとか心の揺れとか魂の叫びとかそういうものではなく、
地に足のついた、真っ直ぐな感じ。
心の不安をメロディで表現するのが五十嵐さんの持ち味だったけど、
今日のライブでは、明日を生きてく決意のような力強さを備えていた。
それはそれで少し寂しいような気もするけど、これが現時点の
五十嵐隆の心情なのだろう。

そんなことを考えながら、一人ラーメンを食べて帰ってきた。
お一人様修行。
あー、CDJの抽選結果を確認しなくては。