ジャパンサーキット

鬱が治ったんで、こういうイベントがちゃんと楽しめるようになった。
今日は飽きることもなく全部良かった。鬱だと曽我部さんみたいなノリが許しがたくて仕方ないんだけど、今日は楽しかった。でも、合唱など死んでもできないのですが。みんなで歌うなんて自分にとっちゃあるまじき行為。なんのために死ぬ気で学校卒業したのかわかんねっつーの。手拍子くらいはしたさ。あんなに満面の笑みを至近距離で見ちゃうとさすがにこっちまで恥ずかしながらもらい笑いなのでした。

さて今日の目当ては勿論Syrup16gなわけです。
出てきたとき、ん?んん?ていう微妙な緊張感がいつもと違う種類のものであったのは、中畑氏が五分刈りって感じのすっきりした頭で登場したからでもなく、五十嵐さんの左頬にバンドエイドが斜めに貼られてたからでもなく、やっぱVOLAレンタル移籍の波紋はどうなのか?!という目でお客さんが見てたような気がする。気のせいでしょうか?というか自分が気にしてたらそう感じたのか。
いきなり新曲を立て続けにやり、CDJでお披露目した「俺は狂っちまったけど」ってやつもやったりして、「全部新曲なんで、若干の手間が・・ご了承くださいw」てMCで、あ、なんだ機嫌いいじゃん、と思った。やたらとポップな曲あり、真空ぽい曲があり、なんか暗いけど元気なシロップさんでした。キタダさんのベースが凄く良いのがありました。なにやらちょっとバランス感覚が変わってきたような感じがした、全体的に。歌詞も曲も初めて耳にするものなので(「狂っちまったけど」以外)、記憶があやふやながら印象に残った歌詞など:

・「飲みすぎた バカだから 胃薬飲んだ」
・「タバスコの海で泳ぐ(?) 目が痛い」
・「I wanna tell me」
・「新宿で乗り換える その方が速いかも」
・「やりたいことを やりたいだけ」
・「神様 神様 おねがい(?)」
(順不同)

「人間は日々ね、働かないとねダメなんだよ。休んじゃうとねー、ダメだね。ほら、よくいうでしょ。ここにいる皆さんはー、違うでしょうけど。ちゃんと働いてる人はここにはいないでしょ。なんですかー、よく言うじゃない。Step by step、One by one、Day after tomorrow・・・」とかなんとか言って和やかな雰囲気だった。アンコールで一曲だけってことで、ムカデをやったのですが、出だしのところで、中畑さんがなんとも言えない表情したのを私は見逃さなかった。五十嵐前にいたけど、ばっちり見ましたよ。そのせいか、鯔のせいか、ムカデを初めてせつないと感じたorz

五十嵐さんはレンタル貸し出しとかして何とも思ってないんでしょうか。頬のバンドエイドはどうしたのでしょうか。汗で剥がれるかなーと思ってみてたけど、結局剥がれなかった。遅死DVDでも左頬に吹き出物?のようなのが確認できるんだけど、なんかできちゃったんですかね。あんまり顔に怪我したりしないよね・・・大人だもんね。大人の余裕みたいなものを感じた良いライヴだった。