Syrup16g@LIQUIDROOMebisu

行ってきました。いやー、スゴかったよ。頭くらくらしました。さすがにミラーボールを用意してただけあって、踊らせる気満々のシロップ16グラムでした。ミニミラボ、買いそびれた。6時過ぎに行くから悪いんだけど、売り切れててちょっと悲しかったorz
でも皆でミラボを振ってー、みたいな感じじゃなかった。五十嵐さんがアンコール1で出てきたときに振り回してたけど。ヒゲのおじさんがミラーボールをヌンチャクみたいに振り回してたんですよ。大笑いしてしまいました。。。

本編は、I.N.M.から始まってだいたい新曲中心な感じで。五十嵐氏はほとんど一曲ごとにMCして「ありがとー」や「サンキュー」とか連発してたんですが、なんか今までと違って申し訳なさを含んだ感謝じゃなく、心からの感謝っていう感じでした。満面の笑みに近い笑顔まで見てしまい、ちょっとじんわり暖かい気持ちになりました。

印象に残った曲について感想を少し(順不同)。
ラファータ
確かに最後ラファータって歌ってた。でも、ジャパサで聴いたラファータと違う?つばきのシークレットでやった7曲は私は聴いてないので、ちょっと既聴の曲と未聴の曲がわかんなくなってるのかもしれない。MC「電車に轢かれて人がたくさん亡くなったりね、してますけど、知り合いの知り合いとか2・3人?どこまで哀しんだろ。人によって10人とか許容範囲は違いますけど、この間親しくしてたローディーさんが亡くなってお葬式に行って参りました。そのとき作った曲やります」でも、哀しい感じじゃなかった。もっとなんか天国っていうかそんな感じで、サビはちょっとせつなく激しい感じだった気がします。
途中の行方
この曲はかっこよかった。「俺は狂っちまったけど」という歌詞ですが、2回聴いて確信した。「狂っている」ではなく「狂ってしまった」なんだな。前向き。
正常
ハーモニカ登場。初めて見た。ハーモニカのストラップっていうの?首に掛けるやつつけてなくて、吹き終わったら左脇に挟んでた。その動作がなんだかたどたどしくて見てて顔が緩みました。
リアル
リアルって、曲は踊れるけど、歌詞が躍らせないみたいな内容なんでこれでノリノリというのは自分の中じゃナシだったんだけど、なんか鬱病患者の大逆襲のように踊り狂ってしまいました。全然アリなんだな。
落堕
キタダさんかっこよかったー。前の方飛び跳ねまくりw「寝不足だって言ってんの」をついに言わされてしまいました。あー、でも周りの雰囲気に飲まれてしまったんだよね。ついでに白状しちゃえ。拳も上げてしまいました。いや、でも五十嵐さんが挑発するんですもん・・・ハンドマイクやらなくて、ギターもちゃんと弾いてましたよ。
パープルムカデ
なんか書こうと思ってて思い出せなくて、やっと思い出しました。「線路」って歌ってなかった。「戦場」でした。それだけなんですが。やっぱライヴだとこの曲は迫力あるなーと。

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全般的に、あったかい、熱いライヴだったなー。今までじゃありえないような雰囲気。「ダメ!張り詰めた空気は」って五十嵐さんも言ってたし。なんか和やかだった。「CD早く出してよ」とか「ピックちょうだい!」とかって声にも、「俺に言うなよーw」「あげるよー」て笑顔で答えてたし。「ピックちょうだい」は連発してる男子がいて、それでも「後で」なんて終始笑顔でびっくりした。実際投げてた。
曲名がわかんないんだけど、「六本木ヒルズに登ろうぜ、ベイベー」とか新人バンドの疾走チューンみたいなのとか元気で前向きで激しい曲が多かった気がする。「バナナの皮」とか、もうブラックユーモアじゃなくてほんとにコミックバンドかっていうような感じで。シロップの歌詞ではひどい目に遭ってるTVですが、五十嵐さんは「おぎやはぎ」が好きなんだそうです。結構テレビ見てんのかね。
なーんか幸せなんだろうなって感じがした。そしてお客さんを楽しませよう、ノらせようという意気込みを感じた。どの曲だったか、五十嵐さんが曲の終わりに中畑さんとキタダさん見て晴れやかな笑顔で終わったのがあった。あんなの初めてみて、ちょっと泣きそうになった。やってる人が楽しそうなのってやっぱりいいね。
明日も行きます。